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2000-05-09 ArtNo.22410
◆ビスコース産業、ポリエステルとの競争と公害問題に直面
【ムンバイ】インドのビスコース短繊維(VSF:viscos staple fibre)産業は環境問題と、低廉な代替品ポリエステルとの競争で苦境に立たされている。
ザ・ヒンドゥーが8日伝えたところによれば、国内VSF産業はAditya BirlaグループのGrasim Industries Ltd(GIL)とSIV Industries (旧社名South India Viscose)により支配されており、特に前者が90%のシェアを握っている。
貧乏人のシルクの異名を有するVSFの需要は、その吸湿性や吸着性がインドの風土にマッチしたこともあって、年率8~9%の成長を遂げている。
GILのShailendra Jain社長によると、世界的にはポリエステルとの競争でVSF需要は伸び悩んでおり、国内的にはマーケッティングの拙さが、需要の伸びを停頓させている。
国内の年間VSF生産能力は40万トンで、うちGILの製造能力は22万トン。同社はタイに6万7250トン、インドネシアに8万7600トンの製造施設を有し、これらを合わせると37万5000トンに達する。一方、SIVはタミールナド州に年産4万トンの施設を有する。GILのトン当たり製造コストは5万5000~6万5000ルピーで、世界的にも最低のコストに属する。
SIVの工場は公害問題で1997年半ばから1999年まで操業を停止した。廃水処理システムの完成後、操業は再開されたが、タミールナド州政府は年間生産量を3万3000トンに制限した。
操業停止が祟りSIVは過去3年間にわたり赤字経営に陥ったが、昨年株主割り当てを通じ、35クローを調達、資本金を69.12クロー、資本準備金を55.62クローに引き上げた。VSFの世界的リーダー、Lenzing Austriaから新技術の提供も受けたSIVは、今年は業績の改善を見込んでいると言う。
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