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2000-05-17 ArtNo.22487
◆オマーン石油、バーラット・オマーン製油所事業の実行督促
【ムンバイ】Oman Oil Company(OOC)はパートナーのBharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)に対してBharat Oman Refinery Ltd(BORL)プロジェクトの実行を求めた。
BORLプロジェクトは過去5年間にわたり宙づりの状況にあったが、最近になって環境問題に関わる主要な認可を全て獲得した。
インディアン・エクスプレスが16日伝えたところによれば、BORLプロジェクトに26%出資するOOCは、BPCLに対して最新のプロジェクト・コストの見積もりも要求した。1994年当時5300クローと見積もられたコストは今では8000クロー(US$18.21億)前後に達し、月間50クロー(US$1138万)の割合で膨張したことになる。
プロジェクトの遅延に苛立つOOCは既に3000万米ドルを注入したプロジェクトへの一層の投資凍結も示唆しており、その一方でEssar Oilが計画する年間処理能力1050万トンのVadinar製油プロジェクト(2002/03年操業予定))に関心を移しつつあると言われる。
BPCLはBORLプロジェクトのタイムテーブルを作成し、近くOOCに提出するものと見られる。製油所の年間原油処理能力は当初600万トンに設定されていたが、これも900万トン、あるいは1200万トンに拡大される可能性がある。いずれにしても全てが順調ならプロジェクトは48ヶ月で完成するはずだ。
一方、OOCがEssar refineryに26%出資するとすれば、その額は2億米ドルと見られる。OOCはあるいはEssar Shippingへの出資に応じる可能性もある。インド政府はOOCのEssar refineryへの出資に反対するものではないが、BORLからの撤退を意味するものであってはならないとしている。
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