【ニューデリー】国営送配電会社PowerGrid Corporation of India(PGCI)は、送電網に沿って5万2000キロの光ファイバー・ケーブルを敷設するための合弁会社を今年10月までに創設する。
インド商工会議所協会(ASSOCHAM)とインド独立電力業者協会(IPPAI)が19日共催した“情報技術(IT)／テレコミュニケーション／ケーブルと電力事業の統合”と題するセミナーの開所式の席上、ＰＧＣＩのR P Singh会長は以上の消息を明かにするとともに、同プロジェクトには5年を要するが、2012年までにケーブル網は40万サーキット・キロに達すると語った。
インディアン・エクスプレスが20日伝えたところによれば、Singh会長は、ＰＧＣＩが中核とする送電事業以外のテレコム事業に進出することを批判する向きもあるが、利益を上げられるビジネスが有れば、積極的に進出し、中核ビジネスを補完する必要があると指摘した。