SEAnews 1995-07-06 ArtNo.2259

【シンガポール】業務用遊戯機器のセガ・エンタープライゼスは4日、国策ハイテク企業シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)の観光／レジャー産業子会社ＳＡＦＥエンタープライジズ、香港のグランド・グループ子会社グランド・レジャー・マネージメントPte Ltdと20：40：40の出資率で5000万Ｓドルを投じ、イースト・コーストに大型遊技場コンプレックスを開発する契約に調印した。
合弁会社Ｅゾーン・レジャーPte Ltdは23万平方フィートのイースト・コースト・レクレーション・センターを15年契約(延長可能)で買収、14万平方フィートの大型遊技場Ｅゾーン・セガの他、ファースト・フード店、レストラン、小売店、1000人収容のシネプレックス、ラウンジ等から成る複合施設を建設する。Ｅゾーン・セガは今年12月に営業を開始、その他の施設も来年4月にはオープンする。既にマクドナルドの出店が決まっており、新会社は目下ボーリング場経営者を含む他のテナントを募集している。
新会社は来年末にはマカオに、その後バンクーバー及び広州に同様の施設を設ける計画で、シンガポール／香港側パートナーは目下、セガに他の地域においてもシンガポールにおけるのと同様新会社に独占契約を与えるよう交渉している。(ST,BT,LZ:7/5)