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2000-06-09 ArtNo.22732
◆Durgapur工場、機関車用車輪増産、客車用車輪の新市場開拓
【カルカッタ】国営 Steel Authority of India Ltd (SAIL)傘下のDurgapur Steel Plant (DSP)は、the Indian Railways(Rly)の機関車用車輪の需要増に対応するとともに、客車用車輪の新市場開拓を目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン及びインディアン・エクスプレスが7日、ＳＡＩＬ筋の言として伝えたところによるとＤＳＰは1990年代半ばから機関車用車輪の試験生産を開始、1995－96年度からＲｌｙへの納入を開始した。ＤＳＰは国内唯一のスチール製車輪の鍛造会社で1998－99年度には2439ユニット、1999－2000年度には1万1346ユニットを納入、今年度は2万5000ユニット以上の受注を見込んでいる。
しかし広軌客車用車輪の需要は減退、納入量は1997－98年の3万5256ユニットから1999－2000年度の2万7967ユニットに縮小した。今会計年度の受注は2万2000ユニットにとどまる見通しだ。
ＤＳＰはＲｌｙから機関車用車輪の納入を求められた際、機関車と客車双方の車輪を納入するのは困難なため、Mohta Coal Co Pvt LtdとBardhaman Development and Construction Co Ltdに一部の製造業務を委託した。両社はDurgapurに製造施設を設けており、今年は1万ユニットの車輪を製造する態勢を整えている。両社の製造施設は取り分け広軌客車用車輪の製造に適しているため、Ｒｙｌからの受注が減退するなら、新顧客を開拓する必要があると言う。
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