SEAnews 2000-06-13 ArtNo.22766

【ムンバイ】インドは情報技術(IT)革命にとりつかれているが、バイオテクノロジーの重要性を見過ごしている訳ではなく、政府はインドがバイオテクノロジー革命をリードするよう期待している。
Pramod Mahajan情報技術相は9日催された“ＢＳＥ(ﾎﾞﾝﾍﾞｲ証取)コーポレート・アワード2000”の表彰式後、以上の考えを語った。インディアン・エクスプレスが10日伝えたところによれば、インド政府はバイオテクノロジーを優先産業として振興しており、Murli Manohar Joshi重工業／公共企業相がこの方面の政策を担当している。同相はさらに「米国はその成長過程において国民に様々な機会を提供している。インドもこの点で米国を見習わねばならない」、「インド人は貧しさを徳とする観念を改め、個人によって創造される富が国家の繁栄を導くことを認識する必要がある」、「ブリック・エコノミーからクリック・エコノミーへの転換を支援し、国家の繁栄を築かねばならない」等と指摘した。
この日はInfosys TechnologiesにBest Corporate Governance賞、Dr Reddy's LabsにBest Investor Friendliness賞、Zee TelefilmsにMaximisation of Shareholders' Wealth賞が、それぞれ授与された。