SEAnews 2000-06-23 ArtNo.22878

【カルカッタ】クロム鉱や鉄鉱、その他の鉱物の採掘を手掛ける政府所有のOrissa Mining Corp Ltdは、クロム鉱山をTata Iron & Steel Co Ltd(TISCO)にリースするとの報道を否定した。
インディアン・エクスプレスが21日報じたところによると、内外の新聞は最近、1999－2000年度に売上129.71クロー(US$2899万)、利益6.04クロー(US$135万)を計上したＯＭＣがクロム鉱山のリースをTiscoに持ちかけ、Tiscoもこれに関心を表明したと報じたが、ＯＭＣ筋は、「クロム・ビジネスは96クローの利益をもたらしており、あり得ないこと」と関係報道に遺憾の意を表明した。
鉄鋼生産の他、クロム鉱ビジネスを手掛けているTiscoのMuthuraman社長、合金鉄／鉱業部門担当のP Roy重役、PK Das取締役らは、関係報道を巡り6月13日にＯＭＣのMK Purakait会長及びGK Dhal重役(MD)と会談、Tiscoの立場を釈明したと言う
関係報道によれば、TiscoのJJ Irani重役(MD)はオリッサ州の首席大臣に対し、ＯＭＣが未だ採鉱を行っていない鉱山をTiscoが借り受けることを中心とした両社の協力案を提議したとされる。