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2000-08-16 ArtNo.23438
◆国内銑鉄価格、再度下降
【カルカッタ】ファンドリー・グレード銑鉄の主要サプライヤーとして知られるIndian Iron & Steel Co Ltd (Iisco)が、溶銑プラントの操業を再開したことから、1ヶ月ほど前にピークに達した国内銑鉄価格は、再び下降に転じている。
インディアン・エクスプレスが14日伝えたところによれば、過去2ヶ月の高価格が祟って市況が落ち込んだ衛生鋳造品の海外市場、取り分け米国市場における復調はまだ見られない。
インド鋳造業者協会(IFA)のAmal Banerjee会頭によると、銑鉄価格はIiscoの溶銑プラント2基中の1基が4月初めに操業を停止したことから、3月のトン当たり6400~7025ルピーから約1500ルピーほど値上がり、銑鉄の供給も月間約1万トン減少した。
Tata Metalliks、Kajaria Iron、Steel Authority of India Ltd(SAIL)傘下のBokaro Steel Plant、Kalinga Iron & Steel Co等、他の製造業者は、Iiscoのプラントがオーバーホールを済ませて操業を再開した7月初めまで、2週間ごとに価格を上方修正していた。Iiscoの月産能力1万5000トンのプラントがフル稼働するには15日を要することから、7月にはトン当たり7460~8775ルピーのピークが記録された。
インド銑鉄業界が好収益を享受してきた中東及び米国の衛生鋳造品市場は、中国に奪われ、インド業界の視界から消失した。
IFAのAshok Srivastav事務局長によると、国内価格は目下トン当たり6950~7350ルピーと、ピーク時から510~1425ルピー下降したが、国内業界は失った輸出市場を補うべく国内市場で奮闘している。
中国はその輸出品にトン当たり1万ルピーの値を付けており、インド産のトン当たり1万3000ルピーを大きく下回っている。
一方、西ベンガル州ではトン当たり4%の販売税が課されるのに対して、パンジャブ州では1%に過ぎないため、前者を拠点とする業者は守勢に立たされている。
一方、IFAはIiscoと、後者の生産する溶銑の半ばを今年一杯引き取る契約を結んだと言う。
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