SEAnews 2000-09-12 ArtNo.23725

【チェンナイ】テレコム労働者20万人以上が参加した3日間に及ぶストライキが終結し、インドの通信網は先週土曜(9/9)には徐々に復旧した。
エコノミック・タイムズが9月10日伝えたところでは、Department of Telecom Services(DTS)の法人化後の身分保障を求めストライキを決行した2労組は金曜(8/8)夕刻、政府との協定に調印、ストライキを停止した。
全国電話網を手掛けるＤＴＳとは別個の政府系Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)が基本電話サービスとセル式電話サービスを提供しているデリーとムンバイ地区は、今回のストライキの影響をほとんど受けなかったが、それ以外の地域の音声、インターネット、データ・サービスは切断され、長距離／移動電話サービスも各所で影響を被った。南部タミールナド州の州都チェンナイは最も深刻な影響を被った都市の1つ。
ＤＴＳオフィシャルは土曜、ロイター通信に「多くの労働者は未だ職場に復帰していないため、完全な復旧が望めるのは月曜になってから」と語った。