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2000-10-03 ArtNo.23951
◆原油1バレル30米ドル以上なら貿易赤字56%アップ
【ムンバイ】インドの貿易収支は国際原油価格の上昇から大きな圧力を受けており、もし1バレル30-32米ドルの価格レベルが持続するなら2000-01年度の貿易赤字は前年比56%の急増を遂げる見通しだ。
エコノミック・タイムズが9月30日報じたところによると、地元信用格付け会社Credit Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)の最新レポートは以上のように見通している。それによると、もし原油価格が1バレル30-32米ドルの水準で安定するなら今年の貿易収支赤字は昨年の96億米ドルから150億-160億米ドルに膨張する。先週木曜の11月渡し原油価格は1バレル30.34米ドルで引けた。
今年9月15日時点の外貨準備は352億6000万米ドルだったが、中央銀行がインディアン・オイル等の原油輸入業者に直接ドルを供給していることから、外貨準備にも下方圧力が加わる見通しで、66億~80億米ドルの下降が予想される。しかし外国直接投資(FDI)と外国ファンドの流入が40億~45億米ドルに達し、State Bank of Indiaも20億~30億米ドルの海外起債を準備していることから、原油価格の上昇に伴う外貨の流出はかなりの程度相殺される見通しだ。
レポートは原油の値上がりは経済成長にマイナスの影響を及ぼすものの、インド経済は、1990-01年の経済改革がスタートした当時よりも原油の値上がりの影響に対する抵抗力をつけていると指摘している。
レポートはルピーの対米ドル相場は2001年3月まで1米ドル=46.50-47.0ルピーの水準を維持すると予想している。先週金曜の終値は46.03/04だった。また今年(2000-01)通年のインフレ率は7.0-7.5%に達する見通しと言う。
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