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2000-10-13 ArtNo.24071
◆ソニー、デジタル・プロジェクション・システム販促
【ニューデリー】ハリウッドのフィルムメーカーは昨年ソニー製デジタル・プロジェクション・システムを駆使してStar Warsの2つのエピソードを映画化、放送したが、Sony Indiaは目下ボリウッド(Bollywood)への同じシステムの売り込みを図っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月11日報じたところによれば、ソニー・インディアは間もなく一連のデジタル・シネマトグラフィー新製品をインド市場に紹介する。デジタル・プロダクション・システムは、HDCAMレコーディング・フォーマットに準拠したフィルム/ビデオ制作用第2世代デジタル・カメラの他、ビデオ・テープ・レコーダー(VTR)やハイデフィニション・モニターから成る。当面3000ユニットが輸入されるが、需要次第で追加輸入される。
デジタル・プロジェクション・システムは映画の制作からポスト・プロダクション、トランスミッション、ディストリビューション、アーカイヴィング(保管収録)までカバーしており、プロデューサーは同システムを採用することによりフィルムの品質を洗練し、制作過程の柔軟性を拡大、制作コストを大幅に削減できる。例えば制作のサイクルが短縮されるため、フィルム・ショットの連続的なプラニングが可能になる他、デジタル技術の応用を通じてイメージのより緻密な編集/修正が容易になる。加えてソフトウェアはEシネマ対応のため、将来も保証されている。
とは言え、これらの機器のコストは決して安価ではない。HDW-F900カメラだけで9万米ドル、輸入関税等も加えるなら900万~1000万ルピーに達する。
ソニー・インディアは目下レンタル会社と交渉を進めており、賃貸の可能性やレンタル料等について検討を加えている。
ソニー・インディア放送/専門機材技術支援マーケッティング部門のDinesh Sawhney上級課長は、導入コストは嵩むが、運転コストは低く、メリットは明かと語る。ソニーは最近アムステルダムで催されたインターナショナル・ブロードカスト・コンベンション(IBC)の会場にこれらの製品を展示したが、会場を訪れたインドのフィルム・プロデューサーやシネマトグラファーらの反応は極めて積極的だった。
Sawhney氏によると、ソニー・インディアは目下ボリウッドのプロデューサーやシネマトグラファーと商談を進めており、商談がまとまれば、来年初にはソニー製デジタル・プロジェクション・システムを用いたフィルムの制作が開始される見通しだ。しかしSawhney氏は商談相手の名称を明らかにするのを避けた。
同氏によれば、現在インドでは年間700本の映画フィルムが制作されており、ソニーとしては来年先ず2本のフィルム・プロジェクトにシステムを提供することを目指している。当面のターゲットはフィルム業界だが、同時に神話、ミュージック・ビデオ、広告等の領域の開拓も試みると言う。
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