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2000-11-06 ArtNo.24305
◆オリックス・オート、観光客向けカー・レンタル計画
【コインバトール】オリックスと地元パートナーInfrastructure Leasing and Financial Services Ltd (IL and FS)の合弁会社ORIX Auto Finance India Ltd(OAFI)は、傘下の車両隊を強化し、コインバトール地域の観光市場開拓に乗り出す。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月3日伝えたところによれば、ＯＦＡＩのAlex Alexander副社長補(法人/ﾋﾞｼﾞﾈｽ開発担当)は同紙に以上の消息を語った。それによると、ＯＦＡＩはカー・レンタルも手掛けており、コインバトール拠点の企業は乗用車を予約し、デリー、カルカッタ等でこれを利用できる。各車両にはワイヤレス・コミュニケーション装置が装備されているため、車両の移動をモニターすることができる。この8月からDaewoo Cielo4台を装備し、カー・レンタル・ビジネスを開始したコインバトール・オフィスは、向こう数ヶ月間に車両台数をさらに増やす計画だ。目下のところコインバトール拠点の法人顧客をターゲットとしているが、コインバトール周辺にはMunnar、Udhagamandalam、Kodaikanalと言った観光地も存在することから、観光旅行者市場の開拓を計画、大手旅行代理店と提携して外国ツーリストに対するサービスの機会も探っている。
ＯＡＦＩはインド拠点の法人向けに金融、車両の選定、賃貸、車両隊の保守に至る総合輸送ソリューション(ITS)を提供する法人車両隊管理(CFM:corporate fleet management)業務に力を入れており、ムンバイ(ﾏﾊﾗｼｭﾄﾗ)、バンガロール(ｶﾙﾅﾀｶ)、デリーにはＣＦＭのリージョナル・ハブが設けられている。こうしたハブ機能は今後チェンナイ(ﾀﾐｰﾙﾅﾄﾞ)、ハイデラバード(ｱﾝﾄﾞﾗﾌﾟﾗﾃﾞｼｭ)、カルカッタ(西ﾍﾞﾝｶﾞﾙ)、プーナ(ﾏﾊﾗｼｭﾄﾗ)、ルディアナ(ﾊﾟﾝｼﾞｬﾌﾞ)、コインバトール(ﾀﾐｰﾙﾅﾄﾞ)にまで拡張されると言う。
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