NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2000-11-08 ArtNo.24331
◆ハルディア・ペトロケミカルを2社に分割、IOCに支配権益?
【ニューデリー】今年4月に試運転を開始した西ベンガル州政府とタタ一族及びChatterjiグループの合弁に成る石油化学コンプレックス、Haldia Petrochemical Ltd(HPL)は、エチレン/プロピレンを製造するナフサ・クラッカーの経営会社“Haldia Petrochemicals ”と、ポリマー、即ちポリエチレンとポリプロピレンを製造する“Haldia Polymers”に、それ自身を分割、前者の支配権益を国営石油会社Indian Oil Corporation(IOC)にオファーするもようだ。
エコノミック・タイムズが11月6日、消息筋の言として伝えたところによれば、企業分割の主な目的は第4のパートナーIOCの参加を求めることにある。既存パートナーの当初報じられた出資率はWest Bengal Industrial Development CorporationとChatterjee Petroleum of Mauritiusが各22%、Tata groupが7%で、残りの資本は公募と私募を通じて調達するはずだった。
消息筋によればナフサ・クラッカー部門の支配権益をIOCに提供する案には、HPLが抱える負債の主要部分をIOCに移転することが含まれる。HPLは約4000クロー(US$8.64億)の負債を抱え、多額の金利負担から深刻な財政難に直面している。HPLコンプレックスのコスト5170クロー(US$11.17億)は、3191クローの借入と1979クローの自己資本で賄われた。これからすれば借入/自己資本比率は1.7:1となるが、プロモーターはこれまでのところ1010クローしか払い込んでいない。このため金融機関が400クローの転換社債の引受を含む追加資金の注入により、ギャップを埋めている。したがって実際の借入比率は一層大きなものになっている。
HPLのTapan Mitra会長は、一部のプロモーターは新たに500クローのアドバンスを認めたと語ったが、詳細を明らかにすることを避けた。同氏によれば、企業分割は同社取締役会が検討する複数のオプションの1つで、まだ正式決定された訳ではない。目下専門委員会がこれらのオプションに検討を加えており、専門委員会の報告書に基づいて最終決定が下されると言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.