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2000-11-16 ArtNo.24403
◆ジンダル、レール工場/ミニ高炉にUS$8600万投資
【ニューデリー】Jindal Steel and Power Ltd(JSPL)は新たに400クロー(US$8644万)を投じてマドヤプラデシュ州Raigarhにレール/構造用鋼の製造施設(300クロー)とミニ高炉(100クロー)を設ける計画だ。
JSPLはまた200クロー(US$4322万)を投じ、55MW(メガワット)の発電施設を建設中で、同発電施設は来年8月までに試運転を開始する。
エコノミック・タイムズが11月14日伝えたところによれば、JSPLのNaveen Jindal重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、ミニ高炉はスチール・スラブの製造コスト削減に寄与し、またボトム・ラインに40~45クロー(US$864万-973万)貢献する見通しだ。
レール工場については、IISCOR、プレトリア、南アフリカ方面の既存工場を買収し、インドに移転する計画で、事業の前方統合計画の一環。目下国内レール需要の80%を満たしているSteel Authority of India Ltd (SAIL)のBhilai Steel Plant(BSP)では13メートルの製品が製造されているが、同社は78メートルのレールを製造する計画だ。
インド最大の石炭ベースの海綿鉄製造会社として知られるJSPLは、9月期上半期に、昨年同期比20%増、55クロー(US$1188万)の純益を計上、売上は255クロー(US$5511万)をマークした。こうした好業績は海綿鉄製造事業の後方統合化が奏功したため。同社は独自の鉄鉱山と炭鉱を所有、原料を自給している。
海綿鉄事業の他、排ガスを利用した発電も中核業務の1つで、発電能力は現在の95MW(メガワット)から来年8月までに150MWに拡大される。
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