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2000-11-20 ArtNo.24429
◆Durgapur Steel、棒鋼製造施設ターンキー請負工事完成
【カルカッタ】Steel Authority of India Ltd(SAIL)子会社Durgapur Steel Plant(DSP)は西ベンガル州Belurの州営National Iron & Steel Company(Nisco)工場のための18インチ棒鋼製造施設を完成させた。
インディアン・エクスプレスが11月17日報じたところによれば、DSPのプロジェクト部門は工場の改装や大型機械の据え付けに関する豊富な経験を積んでおり、一部の職員はフィリピンにおける工場の改修工事を手掛けたこともあるが、DSP施設外の工事をターンキー方式で請け負ったのは今回初めてのこと。
プロジェクト・コスト10.17クロー(US$219万)、年産3万トンの棒鋼(12mm)製造施設の完成はNiscoのリバイバル・プロジェクトの完了を意味する。工場では今や10~32mmの異形棒鋼(deformed bars)を製造できるようになり、今後TMT(thermo mechanically treated)棒鋼の製造施設を追加することも計画されている。
Niscoのリバイバル計画の一環としてプロジェクト・マネージメント及び現場監督サービスを提供してきたDSPは18インチ棒鋼工場に年間3万5000トンのビレットを供給することになる。
プロジェクトには加熱炉(reheating furnace)1基、電気モーター2基、新圧延施設、1000KVA変圧器1基の据え付け、既存モーター2基及びクレーン3基の修理、土木・建設工事が含まれ、デザイン/エンジニアリング/コンサルタンシー・サービスはSAIL傘下のCentre for Engineering and Technology(Ranchi)が引き受けた。
早くも1934年に107エーカーの土地に設けられたNISCOは70年代に国有化された後、1984年に州政府の経営に委ねられた。これ以前にも再建計画が試みられたが、資金不足で成功しなかった経緯が有る。
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