【ニューデリー】インド政府は新全国探査ライセンス政策(NELP:National Exploration Licensing Policy)下の第2次入札を12月末までに募集、新たに25ブロックの探査ライセンスを発行する。
エコノミック・タイムズが11月24日報じたところによれば、Ram Naik石油天然ガス相は世界エネルギー理事会(World Energy Council)会議の席上、以上の消息を語った。それによると25ブロックの内8ブロックは深海鉱区、8ブロックはオフショア非深海鉱区、9ブロックは陸上鉱区。
第1次入札ではやはり25ブロックのライセンスが地元と外国企業に発行された。今月初にはOil and Natural Gas Corporationが東海岸Krishna Godavari海盆深海鉱区における初のガス鉱脈を発見したと発表した。発見されたガスは、初歩的な計測では、日量400万立米と見積もられている。
政府は期間5年のＮＥＬＰ下に28億米ドルの民間投資がなされるものと期待しており、自由化政策の下で石油／ガス製品の効率的な供給と流通を確保するには330億米ドルの投資が必要と見積もっている。こうした投資はマーケッティング・ターミナル、貯蔵用タンク、製品パイプライン、港湾施設等に投じられると言う。