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2000-11-27 ArtNo.24505
◆ACC、リオ・ティントとの対等出資合弁の持分カット
【ニューデリー】地元セメント・メジャー、Associated Cement Companies Ltd(ACC)はRio Tinto社との対等出資鉱業合弁会社ACC Rio Tinto Explorations(ACCRTE)の増資に参加せぬ方針だ。
エコノミック・タイムズが11月23日報じたところによれば、ACCは非中核ビジネスから手を引く方針と伝えられ、ACCRTEの増資への不参加もこうした戦略の一環と見られる。消息筋によるとACCRTEはその資本金を現在の15クローから17クローに拡大する計画とされ、増資後のACCとリオ・ティントの出資率は44:56に変化する見通しだ。
ACCRTEは鉛/錫/亜鉛等の基礎金属の採掘や金/ダイヤモンド等の貴金属の試掘を目的にACCとオーストラリアのCRA Explorations Pty Ltdにより設立されたが、1995年12月に後者は英国のRTZ Corporation Plcと合併、Rio Tintoに社名を改めた。
ACCRTEはカルナタカ州政府からダイヤモンドと金の探査ライセンスを取得、またラジャスタン州ではある種の基礎金属の探査・採掘活動を手掛けている。この他、マドヤプラデシュ州とアンドラプラデシュ州ではダイヤモンド、カルナタカ州とタミールナド州では金の探査/開発を計画していると伝えられる。
ACCは当初、市況が周期的に変化するセメント・ビジネスへの依存を軽減する狙いから、事業の多角化を図ったが、最近は再度セメント・ビジネスに集中する戦略に転換している。ACCのこの他の非中核事業には、Bridgestone ACC IndiaとFloatglass India Limitedが含まれ、前者にはACCが18%、Tata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)が8%出資している。
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