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2000-11-27 ArtNo.24514
◆ウシャ・マーティン、グルガオンに３Ｇセンター開設
【ニューデリー】Jhawar一族の企業グループ、Usha Martinはデリーに近接したハリヤナ州Gurgaonに3G Competency Centreを設ける準備を進めている。
エコノミック・タイムズが11月24日、Usha Martin Info Tech(UMIT)のNavin Kaul重役(MD)の言として報じたところによれば、3Ｇコンピテンシー・センターは、英国拠点の新設会社Bonsai Networks Plのバック・エンド・デベロプメント・センターとして機能する。
3Ｇは、9.6ｋｂｐｓ(ｷﾛﾋﾞｯﾄ毎秒)～2Mbps(ﾒｶﾞﾋﾞｯﾄ毎秒)のデータ交換を可能にする新世代のワイヤレス・テクノロジー。グループ傘下のUsha Martin Academy of Computer Technology(UMACT)がコンピテンシー・センターのスタッフに訓練を施す。チェンナイ市に別途設けられる3Ｇラボラトリーに関しては既にゴー・サインが出されたが、コンピテンシー・センターのビジネス・プランに関しては、ＵＭＩＴのロンドン拠点の研究チームが検討を続けている。ＵＭＩＴのソフトウェア開発部門、USoftが、3Ｇコンピテンシー・センターのためのソリューションを構築する。
年商1350クロー(US$2.9億)のUsha Beltron Ltdを従来型製造事業部門とハイテク事業部門に分割することが高裁により承認されたことから、ＵＭＩＴは3社－－1）米国ポートランド拠点のUsha Communication Technology(UCT)、2）インディアン・インスティテュート・オブ・テクノロジー(IIT)チェンナイと緊密な関係を結ぶＵＭＡＣＴ、3）ソフトウェア開発センターUSoft－－を傘下に収めることになる。USoftは成長のエンジン、ＵＣＴは投資機関、ＵＭＡＣＴは教育／訓練機関としての役割をそれぞれ務め、ウシャ・マーティングループはこれら3社に約70クローを投資する。またＵＭＩＴの上場も計画されている。初年度の年商は300万米ドル、2年目は1500万～2000万米ドル、3年目は1億米ドルを目指す。
USoftは既にモトローラのためにJ2ME (Java to Micro Edition)対応ゲーム・ソフト“SIM Toolkit”を、シンガポールNokiaのためにＷＡＰアプリケーション“medWap+”を、ゼロックスのために“Print Exchange”ソフトウェアを、Infitel GmBHのために一連のテレコム・アプリケーションを、またＣクラス・アイテムズ・マネージメント・ソリューションを、それぞれ開発した実績を有する。
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