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India Front Line Report
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2000-12-07 ArtNo.24621
◆ライバルのライバルは身方:エプソンの戦略奏功?
【ニューデリー】ライバルのライバルを身方にするEpson Indiaの戦略は奏功し、今やHCL、コンパック、エイサー、Vintron、Zenithは、いずれもエプソン・プリンターをバンドルしたパーソナル・コンピューター(PC)を販売している。
エプソン・インディアのParamjit Singh Puri重役(MD)が12月5日のエコノミック・タイムズ紙上で語ったところによれば、これらのPCベンダーは、最大のライバル、ヒューレット・パッカードのプリンターをそのPCにバンドルすることを嫌い、エプソン製プリンターをバンドルしている。その結果、エプソンのインクジェット・プリンターの月間販売台数は昨年の平均5000台から今年は1万2000台にジャンプした。今年のエプソン・インディアの営業額は昨年の150クローから250クロー(US$5400万)にアップ、インクジェット・プリンターの市場シェアも25%から29%に拡大するものと予想されている。目下、同市場ではヒューレット・パッカードが55%のシェアを握りトップ、エプソン、キヤノン、Lexmarkがこれに続いている。
市場調査会社IDCの1999年レポートによれば、インクジェット・プリンターはインド・プリンター市場の42%のシェアを占めている。インド市場では依然としてドットマトリクス・プリンターが最大の51%のシェアを占めているものの、最近はインクジェット・プリンターにシェアを奪われており、残りの7%ほどをレーザー・プリンターが占めている。
HCLとVintronは専らエプソン・プリンターをそのPCにバンドル、コンパックとエイサーは他社のプリンターも使用しているが、かなりの比率でエプソン製プリンターをそのPCにバンドルしている。
しかしながらインドPC市場の50%以上を占めるノンブランドPCセグメントに関しては、エプソンは依然としてヒューレット・パッカードの牙城を浸食することができず、法人市場の開拓でも後れをとっている。ヒューレット・パッカード製プリンターは大きなリセーラー網とブランドの知名度をバックに、ブランドPC市場でも、ノンブランドPC市場でも、バイヤーのファースト・オプションとされていると言う。
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