SEAnews 2001-01-04 ArtNo.24798

【ムンバイ】地元金精錬会社Agee Gold Refiners(AGR:旧社名Autoriders Industries)は、インドの指導的テレビ放送会社 Zee Telefilmsと、“Zee Gold”商標でその製品をマーケッティングする戦略提携を結んだ。
エコノミック・タイムズが1月2日、ＡＧＲのSanjay Gupta重役(ED)言として報じたところによれば、Zee Telefilmsとの提携を通じて国民の間に強力なブランド・イメージを醸成できる。このためＡＧＲの製品の8割は国内で販売され、残りは中東や極東等の国際市場に輸出される。マハラシュトラ州政府は11年間の販売税免除を認めている。
World Gold Councilの統計によれば、2000年1－9月のインドの国内金需要は622.9トンと、前年同期の655.4トンを下回ったが、2001年には通年で850～900トンに達する見通しだ。インドは2000年を通じて約600トンの金を輸入した。今年の輸入量は昨年と同レベルか、やや下回る見通しだ。グプタ氏によると、供給と需要のギャップはリサイクルと密輸入により埋め合わされていると言う。