SEAnews 2001-01-17 ArtNo.24929

【プネー】オーストリア企業Magna Steyr Engineeringの子会社Steyr India Pvt Ltd(SIPL)は、ダイレクト・インジェクション・ディーゼル・エンジンの生産ラインをオーストリアからインドに移転する可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが1月15日報じたところによると、ＳＩＰＬのRajeev Ranadive重役(GM)は同紙のインタビューに対して、インドで調達した部品によりインドで組み立てたディーゼル・エンジンを、オーストリア本国を含む国際市場に供給する可能性を指摘、インドの自動車メーカーと合弁を組む可能性を示唆した。それによると、同社はグローバル・マニュファクチャラーにライセンスを提供してエンジンを製造するオプションも検討している。オーストリア本社には約5000ユニットを逆輸出する。
この他、地元企業と合弁でトランスミッションを製造することやインド及び東南アジア市場向けにデザインした自動車を発売する可能性も研究していると言う。