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	2001-01-19 ArtNo.24966 
	◆Sujana、二部門売却しベアリング・ビジネスに集中 
	【ハイデラバード】ベアリング/鋳造/家庭用品ビジネスを手掛ける年商344クロー(US$7366万)の地元企業、Sujana Industries Ltd (SIL)は、鋳造/家庭用品ビジネスを売却し、ベアリング・ビジネスに専心する。ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月18日報じたところによれば、SILのG. Srinivasa Raju重役(MD)はこのほど同紙に以上の方針を明らかにした。それによると、これは国際パートナーとの戦略提携に向けた準備措置で、国際企業は複合企業との提携を好まぬため。
 SILはPricewaterhouseCoopers (PWC)をコンサルタントに指名、財務及び組織再編計画の立案を求めたが、PWCは非中核ビジネスから撤退し、中核ビジネスの規模の経済性を実現、競争力を強化するよう提案した。SILが強味とする中核ビジネスはベアリングで、このことはISO-9002の認定を受けたことからも窺える。
 家庭用品と鋳造は、ビジネスの垂直統合化を図る目的で導入した二次的ビジネスで、同戦略はこれまでグループに利益をもたらしたが、市場開放後には最早こうした利益を期待できない。
 このため鋳造部門はImpala Industrial Enterprises Ltdに25.66クロー(US$549万)で、家庭用品部門はFuturetech Industries Ltdに16.25クロー(US$348万)で、それぞれ売却する方針を決めたと言う。
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