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2001-01-31 ArtNo.25059
◆インド鉄鋼業界、世界市場激動の影響を実感
【ニューデリー】今会計年度当初の輸出急増に伴う幸福感は既に消失し、インド鉄鋼産業は、国際鉄鋼市場に生じた激動の影響をひしひしと実感し始めている。
インディアン・エクスプレスが1月29日掲載したSteel Exporters' Forumメンバー、AS Firoz氏のコラムは以上のようにインド鉄鋼産業の現状を報告している。それによると、最新の統計数字は鉄鋼製品輸出が月を追って縮小の一途を辿っていることを示しており、年初9ヶ月の販売可能なスチール(saleable steel)の増加率は僅か2.5%に鈍化した。
Joint Plant Committeeの予測では同期間には別に18万3000トンの銑鉄が輸出されており、合金鉄やステンレス・スチール、あるいは鋼管の輸出も相当の額にのぼったものと想像される。とは言え、この種の慰めは長続きしそうにない。大部分の輸出は昨年10月以前の早い時期のもので、世界の鉄鋼市場が回復に転じる兆しはなく、逆に向こう1、2ヶ月中に一層困難な状況が現出する兆候も生じている。
世界鉄鋼市場には下半期に入って全面的な値崩れが生じており、特に熱間圧延コイル(HRC)、冷間圧延(CR)シート、亜鉛鍍金シート等の鋼板が最も深刻な影響を受けている。
またこうした国際的な低価格を受け入れ、輸出を続けようとすれば、輸出先で反ダンピング制裁を受け、一層深刻な状況を招くことは目に見えている。インドのスチール・メーカーは既に反ダンピング制裁の標的にされるのに十分な規模を備えている。
しかし、インド鉄鋼業界の輸出が完全に不可能になった訳ではない。世界市場では依然として2億7000万トンの鉄鋼製品が取引されており、欧州連合(EU)内部で取り引きされるものを除外しても、1億5000万トンの市場が存在する。
世界には反ダンピング制裁を受ける恐れのない中小市場が存在するため、新市場の開拓に努める一方、インド企業は高付加価値製品への重心移動を通じて制裁措置を回避すべきだと言う。
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