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2001-02-05 ArtNo.25101
◆アポロ・タイヤ、チェンナイにラジアル・タイヤ工場計画
【コチ】ケララ州拠点のApollo Tyres Ltdは2005年までに年商5000クロー(US$10.7億)を目指す拡張計画の一環として、タミールナド州チェンナイに新タイヤ工場を設ける。第1期工事だけで450クロー(US$9636万)の投資が予定されている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月31日、インディア・エクスプレスが2月2日報じたところによれば、アポロ・タイヤのOnkar S. Kanwar副会長兼MDは最近当地で記者会見し以上の消息を語った。それによると第1期工事では年産40万本のラジアル・タイヤ製造施設が設けられる。
VolvoやDaewoo等少なからぬ国際自動車会社がタミールナド州への進出を検討しており、カルナタカ州バンガロールがインドのシリコン・バリーなら、チェンナイはインドのデトロイトになる潜在性を備えている。
アポロ・タイヤは2002年までに製品の輸出比率を現在の25%から35%に拡大、2005年には年商5000クロー、粗利益500クロー(US$1.07億)の達成を目指す。以上の目的を達成するため、同社はチェンナイに新工場を設ける以外に、インドに比べ労働コストも低い東南アジアの天然ゴム生産国における既存工場の買収を計画、インドネシアのラジアル・タイヤ製造施設に注目している。インドネシアでは多くの工場が閉鎖に追い込まれており、買収可能な施設が少なからず存在する。交渉は既に進められており、2003年までには東南アジアに製造拠点を設けられる見通しだ。
ケララ州Thrissur県Perambraの既存工場は、来年度に150クロー(US$3212万)を投じて拡張、トラック用ラジアル・タイヤの製造に乗り出す。
インド国内のタイヤ産業は、資金コストや運転コストの上昇によりマージンの縮小を強いられており、最近の運輸コストや原料コスト(例えば石油製品)の上昇がこうした傾向に拍車をかけている。
アポロ・タイヤの2000-01年度売上は前年の1300クローから1400クロー(US$3億)に拡大が見込まれるものの、利益は前年を下回る見通しだ。
今後益々多くのグローバル・プレーヤーがインド市場に進出する見通しのため、地元業界は大型設備投資を通じて競争力を強化する必要に迫られており、業界再編も予想される。ブリジストンはIndoreに、GoodyearはFaridabadとAurangabadに、それぞれ拠点を設けており、Michellinはマレーシア工場で生産した製品をインド市場に投入している。
こうした中でアポロ・タイヤはContinentalとファイナンシャル・タイアップの協議を続けているが、東南アジアにおける工場買収に関しては地元企業と提携すると言う。
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