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2001-02-09 ArtNo.25153
◆エンロン、光ファイバー網事業から撤退?
【バンガロール】国際エネルギー会社Enronは、Karnataka Power Transmission Corporation Ltd (KPTCL)の送電網を利用し、カルナタカ州内に光ファイバー・ケーブル幹線網を構築することを計画して来たが、10%の証拠金を未だに支払っていない。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月8日報じたところによると、光ファイバー・ケーブル網はインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)や基本電話サービス会社の利用に供されるもので、エンロンは3ヶ月前にKPTCLと関係覚書を交換した。州営KPTCLのV.P. Baligar会長兼MDは同紙にエンロンが証拠金を支払っていないことを確認するとともに、「我々はエンロンと同問題を協議している」と語った。
エンロンは中核とするエネルギー・ビジネスから電気通信や情報技術(IT)領域に進出する世界的な事業多角化戦略に基づきインドにおける光ファイバー・ケーブル事業に乗り出しており、マハラシュトラ州でも同様なプロジェクトを進める意向を表明している。
KPTCLは送電網1キロ・メートルに付き20万ルピー(US$4282.66)の料金を徴収、内10%は先払い、残りはネットワークが稼働した時点で支払うよう求めている。また送電網の利用は非独占的なもので、如何なるものもKPTCLの送電網を利用し、同様のファシリティーを提供できる。これまでのところZee TelefilmsとSunrise Computersが、すでに証拠金を支払い、前者はバンガロールに290キロ、マイソールに130キロ、後者はバンガロールに160キロの光ファイバー・ケーブルの敷設を準備している。
観測筋はエンロンの証拠金未支払いには、マハラシュトラ州電力局(MSEB)の電力料滞納問題が関係しているものと見ている。しかし、エンロンが光ファイバー・ケーブル網敷設事業から手を引いたとしても、他の多くの企業がカルナタカ州において同様のプロジェクトを準備しているため、大勢に影響はないものと見られている。
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