NNNNNNNNNNNNNNNN
回光返照 SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
Let's turn the light inwards, illuminate the Self.
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
About Us Your Comment
2001-02-13 ArtNo.25191
◆ベンゼン価格、近く軟化も
【ニューデリー】インド国内市場におけるベンゼンの価格は、1999年11月のトン当たり1万6000ルピーから2000年11月の2万3775ルピーに49%アップ、国際価格の変動とほぼ同一基調を辿っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月12日伝えたところでは、東南アジアにおける価格も1999年6月のトン当たり195米ドル(FOB韓国)から2000年6月の420~460米ドルにアップした。しかし2000年7月以来トン当たり420~430米ドルで推移しており、大きな変化は見られない。
ベンゼンの値上がりは、ベンゼンを添加剤としているガソリン価格の上昇に反映されており、ガソリン以外ではベンゼンはスチレンの製造に多く利用されている。スチレン価格は需要の拡大と供給の逼迫から1999年以来上昇基調を辿っており、米国市場の逼迫状況から見て、今後も高値を維持する見通しだ。スチレンの市場はここ暫く年率4.8%の成長を遂げるものと見られる。とは言えインド国内ではスチレン製造業者の大部分が操業を停止したため、スチレン業界のベンゼン需要はさして大きくない。
インド国内に限っては、ベンゼンの需要はクメン(cumene:世界的にはベンゼン需要の17%に貢献)に大きく牽引されており、リニア・アクリル・ベンゼンがこれに次いでいる。クメンの需要は年率4.9%の成長が見込まれ、ベンゼン需要は向こう5年間は年率4%前後の成長が予想される。
ベンゼンの価格動向は石油価格に大きく左右されるため、最近の原油価格の軟化で近い将来ベンゼン価格も下降する見通しだ。インド国内の2002年のベンゼン需要は100万~150万トンと見積もられる。現在の国内の設備能力から見て、その多くは輸入に依存することになる。従って国際価格の軟化は、国内価格にも反映され見通しだ。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.