SEAnews 2001-03-15 ArtNo.25474

【チェンナイ】アンドラプラデシュ州ハイデラバード拠点のShantha Biotechnics Private Ltd(SBPL)はヘルスケア領域における研究開発(R&D)努力の一環として、タミールナド州チェンナイをベースにするABL Biotechnologies Pvt Ltdと手を結び、海事生物工学、植物生物工学領域の合弁事業に乗り出す。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインがＳＢＰＬのVaraprasad Reddy重役(MD)の言として伝えたところでは、ＳＢＰＬとＡＢＬは医療用植物に照準を合わせた新会社Shantha Botanicalsを設立する。新会社はタミールナド州Madurai近郊Sirumalaiに居を据え、医療用植物の契約栽培等を手掛ける。
ＳＢＰＬとＡＢＬは既に海事生物工学ベースの滋養副食品を手掛けるShantha Marine Biotechnologies Pvt Ltdを設立している。同合弁会社は最近タミールナド州Tiruchendurで投資額10クロー(US$214万)の海藻加工プロジェクトに着手した。
一方、米国のEast-West Incと合弁で米国に設立したShantha-Westは非小細胞肺癌(non-small cell lung cancer)治療用抗体“TB-94”を開発した。脾臓／結腸／胸部癌治療薬も目下研究中で、いずれも間もなく特許申請される。
ＳＢＰＬは近く癌治療薬“インターフェロン・アルファー”を市場に紹介する。またインシュリン、ストレプトキナーゼ(連鎖球菌から採った繊維素分解酵素)、成長ホルモンに関する研究も進めていると言う。