SEAnews 2001-03-16 ArtNo.25489

【コルカタ】Reliance Infocom Ltdは、Global Telesystemsに続きサード・パーティーに奉仕するデータ・センターの開設に乗り出した。
インディアン・エクスプレスが3月15日市場筋の言として報じたところによれば、地場石油化学メジャー、Reliance Industries Ltd(RIL)は1800クロー(US$3.85億)を投じ、カルナタカ州バンガロール、マハラシュトラ州ムンバイ、デリーを含む8都市にデータ・センターを開設する。ニュー・ムンバイのVasiに350クロー(US$7495万)を投じて設けた3万5000平方フィートの最初のデータ・センターはほぼ完成しており、ムンバイに計画されている第2のセンターは10万平方フィートの規模を備える。リライアンス・インフォコムはHousing Development Finance Corporation (HDFC)、ＩＢＭ、Microsoft Corporation India Pvt Ltd(MCI)等のブルー・チップにデータ・サービスを提供する計画とされる。
インターネット・データ・センターはコロケーション・サーバー、年中無休のネットワーク監視等、様々なサービスを提供する。ＲＩＬスポークスマンは以上の消息にコメントを控えたが、業界観測筋はデータ・センター・ブームが間もなく到来するものと予想している。Exodus Communicationsの共同創設者BV Jagadeesh氏によれば、適切なデータ・センターを利用するならインターネットのメリットを無限大に拡大できると言う。