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2001-03-19 ArtNo.25502
◆SAIL、鉄鋼/肥料プラントの入札募集
【ムンバイ】Steel Authority of India Ltd(SAIL)はVisvesvarya Iron and Steel Plant(VISP)とRourkela Fertilizer Plant (RkFP)の各74%の権益売却を目指し、内外のプレーヤーに入札意向書(EOI:expression of interest)の提出を求めた。
インディアン・エクスプレスが3月17日伝えたところによれば、カルナタカ州Badhravatiに位置するVISPプラントの年間設備能力は溶銑20万5000トン、合金鉄/特殊鋼7万7000トン。戦略パートナーには同プラントの74%のシェアがオファーされる。
しかしVISPは港湾にも鉄道にも近接していない。同社は最近高炉に500クロー(US$1.07億)を投じたが、アナリストはこれも浪費と評している。アナリストらによれば、同プラントは合金鉄の製造等、特殊用途にのみ使用可能だが、カルナタカ州の電力コストが高いことから採算に合わない。VISPにより生産された溶銑のコストはトン当たり5600~6000ルピーと、競争力に欠ける。またBhadravati地域に産する鉱石の鉄分含有率は58%と低く、良質なものは遠方のBellaryか、Goaから取り寄せる他ない。このためアナリストは同プラントの売却価格はせいぜい300クロー(US$6424万)どまりと見ている。
一方、Rourkela Steel Plant (RSP)の一部を成すRkFPはカルシウム・アンモニウム硝酸塩(CAN)、アンモニウム硝酸塩、硝酸等を製造している。EOI提出の締切は2001年4月30日。Industrial Development Bank of India(IDBI)の法人顧問サービス部が同入札のアドバイザーを務める。年産36万トンのRkFPの唯一の取り柄は炭坑に近接していることだが、原料に用いられるナフサが高額なことから、こちらも高値がつく可能性は薄いと言う。
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