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2001-03-20 ArtNo.25520
◆イスパット、金融機関とDolvi製鉄所の再編計画立案
【ムンバイ】Ispat Groupは金融機関と、マハラシュトラ州Dolviに設けたスチール・プラントの再編計画立案に本腰を入れている。
エコノミック・タイムズが3月19日金融機関筋の言として報じたところによれば、再編計画には、キャプティブ発電プロジェクトの規模縮小や燃料ミックスの調整が含まれ、これによりイスパットの資本支出が500クロー(US$1.07億)ほど削減される他、金融機関の同グループに対するエクスポージャーも縮小される。
Ispat Energy Ltd(IEL)の発電プロジェクトは367MW(メガワット)から230MWに縮小され、発電燃料もナフサと液化天然ガス(LNG)から輸入石炭と国産石炭のミックスに転換される。これによりプロジェクト・コストは当初計画の1470クロー(US$3.15億)から400乃至500クローカットされる。IELには当初Enronが49%出資するはずだったが、Ispat Groupは今では単独でプロジェクトを進め、パートナーは求めない方針だ。IELは高炉の火力を利用して80MW前後の電力を生産、残りの150MWは石炭を利用して発電する。
Ispat Industriesが進める年産300万トンの鉄鋼プロジェクトは、工事の遅れから当初4845クローと見積もられたコストが、6587クローに膨張した。Dolviにおける年産150万トンの第1期プロジェクトは当初の予定より8ヶ月ほど遅れ1998年6月に完成、その直後に完成するはずだった第2期プロジェクトも、2年ほど遅延、2001年半ばの完工が見込まれている。キャプティブ発電プロジェクトは3年の遅れを来している。
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