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2001-03-28 ArtNo.25602
◆低調な需要でポリマー価格軟化
【ムンバイ】汎用プラスチック(commodity plastic)の価格はこのところ低迷しており、内需もプラスチック加工業者の消費も低調なことから、向こう2、3ヶ月間に10~20%値下がりが予想されている。
プラスチック・トレーダーや加工業者によると、過去2ヶ月、主に原油価格の上昇に伴いHDPE(high density polyethylene)、LDPE(low density polyethylene)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE:low liner density polyethylene)、PVC(polyvinyl chloride)、PS(polystyrene)、ABS(acrlonitrile butadiene styrene)等の汎用プラスチックが10~15%値上がりしたが、今日の価格の軟化傾向から見て同値上がりは向こう2、3ヶ月間に帳消しになりそうだ。
ポリマーの月間輸入量もここ2ヶ月ほどの間に2万9000トンから1万6000トン前後に縮小した。Reliance Industries、Gas Authority of India (GAIL)、Nocil、Indian Oil Corporation (IOC)等の地元ポリマー製造業者らは、過去1年間にその価格をほとんど5倍に値上げしたものの、新年度予算案の発表後は3社がキロ当たり1ルピー程度値上げしたにとどまっている。これは主に輸入品に対する10%のサーチャージが撤廃されたためと見られる。現在LIDPのトン当たり国内価格は5万2500ルピー、HDPEのそれは5万ルピー、PVCのそれは4万9000ルピー前後となっている。
全インド・プラスチック製造業者協会(AIPMA:All India Platics Manufactures Association)のArvind Mehta会頭によれば、国内価格が輸入コストを下回る限り、国内プラスチック加工業者は国内ポリマー・メーカーから仕入れを行うため、新年度予算案に業界に対する奨励措置が盛り込まれていなかったなら、予算案の発表後にポリマーを値上げするのが、これまでの慣例だった。しかし今回は国内ポリマー・メーカーは慎重な姿勢を見せている。一方、プラスチック加工業界は過去8ヶ月間に30%前後の成長の落ち込みを見たが、同業界が直面する財政危機には様々な理由が指摘できると言う。
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