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2001-04-11 ArtNo.25741
◆熱延コイル市場、今年は深刻な供給過剰に直面
【ムンバイ】インドの熱間圧延コイル(HRC)市場は、今年度少なくとも年産100万トンの設備能力が追加されるため、深刻な供給過剰に陥るものと予想されている。
インディアン・エクスプレスが4月9日報じたところによれば、新たに追加されるのはJindal Vijayanagar Steel (JVSL)とIspat Industries Ltd(IIL)の新プラントで、アナリストは現在既に100万トンの過剰能力が存在することから、次期会計年度までに余剰能力は200万トンに達すると指摘する。
JVSLは既に第2corex moduleを稼働させており、同社筋によると新プラントは6ヶ月前後で100%の稼働率に達する見通しだ。これによりJVSLのHRC年間製造能力は現在の80万トンから160万トンに拡大する。
IILも恐らく今会計年度内に第2期工事を完成させ、既存の150万トンの設備能力を300万トンに拡大する。
インド鉄鋼産業にとって唯一の慰めはTata Iron & Steel Company Ltd(TISCO)が120万トンのHRC製造施設を、冷間圧延(CR)鋼の製造に転換すること。
しかし、Steel Authority of India Ltd(SAIL)傘下のBokaro工場が100万トンの製造施設を稼働させるなら状況は益々悪化する。
Essar Steel Ltd(ESL)の年産200万トンの設備は目下年産168万2000トンの水準にあり、前年の153万トンから10%ほど改善したものの、まだフル稼働には至っていない。
インドのHRCメーカーは150万~200万トンの過剰能力を抱えており、このことが同業界の懸念の根元を成している。しかしこうした懸念は設備投資をファイナンスした金融業界も共有している。
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