NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2001-04-11 ArtNo.25742
◆Tisco/ESL、HRC依存軽減/輸出拡大で供給過剰に対処
【ムンバイ】熱間圧延コイル(HRC)への依存を軽減、国内鉄鋼産業の奇形的成長との距離を保つTata Iron & Steel Company Ltd(TISCO)は、高付加価値製品と低付加価値製品の程良いミックスを実現、経営健全化の面で成果を上げている。
インディアン・エクスプレスが4月9日伝えたところでは、Tiscoの製品に占めるHRCの比率は1999-2000年度の52%から2000-01年度の28%に下降、これに対して冷間圧延(CR)製品の比率は12%から34%にアップ、条鋼の比率は28%から30%に拡大、半完成品(semis:semi-finished steel)はこれまで通り8%のレベルを維持したものと見られる。
一方、Essar Steel Ltd(ESL)は2000-01年度に68万6000トンのHRC輸出を達成した。国内市場の供給過剰状況下には輸出が唯一の生存の道と言える。アナリストは需給ギャップを埋めるには少なくとも国内生産されるHRCの15%を輸出する必要があると指摘する。
また2000-01年度には鉄鋼消費が8%成長したが、観測筋はこの種の成長は10年に一度実現されるのみで、長期的に維持することは困難と見ている。
消費の8%の伸びは、Jindal Vijayanagar Steel (JVSL)が今会計年度に追加する80万トンの設備能力に相当するが、Ispat Industries Ltd(IIL)は別に150万トンの設備能力を加える予定で、国内市場がこの種の追加設備能力を吸収するのは極めて困難である。
他方、これまで比較的好調だった輸出市場の需要も下降傾向を見せている。日本の2000-01年度の需要は前年の1000万トンから600万トンに縮小、米国市場はインド産鉄鋼製品の流入に反ダンピング攻勢をかけている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.