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2001-05-02 ArtNo.25916
◆クマル・オーガニック、研究施設を拡張、受託研究に注力
【ニューデリー】カルナタカ州バンガロールを拠点に特殊化学・精製化学品の製造・マーケッティングを手掛けるKumar Organic Products(KOP)は新たに受託リサーチ・ラボと製品開発ラボを設けた。
エコノミック・タイムズが4月29日伝えたところによれば、創業6年、年商15クロー(US$321万)のKOPは、Colgate Palmolive、オランダ企業Biospecs、日本企業等、複数の多国籍企業と受託研究業務の商談を進めている。
KOP Research CentreのB B Singh取締役兼COOによると、合計2万平方フィートの既存の4つの研究開発(R&D)施設に新施設が追加される。昨年はR&D活動に430万ルピー(US$9.2万)、研究施設に180万ルピー(US$3.9万)を投じた。KOPはオーラル・ケア、ボディー・ケア、ヘア・ケアに用いられる抗菌剤triclosanの世界第2の製造会社で、年間170トンのトリクロサンを製造、内120トンをコルゲート・パーモリーブに納入している。トリクロサン製造業務は同社の営業額の80%に貢献している。KOPはまたコルゲート・パーモリーブと既存の抗菌剤に替わる2種類の化合物を開発する協定を結んだと言う。
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