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2001-05-04 ArtNo.25939
◆ムンバイ市内のセメント価格に軟化の兆し
【ムンバイ】セメント業界の価格カルテルが奏功し、大手セメント会社のボトム・ラインに改善の兆しが生じたのもつかの間、マハラシュトラ州ムンバイにおけるセメント価格は1袋当たり3~4ルピー下降、軟化傾向を見せている。
エコノミック・タイムズが5月3日伝えたところによれば、ムンバイにおける小売価格は1袋当たり170ルピーに下降、あまり名の知られていないブランドのバルク価格は1袋当たり150~155ルピーとなっている。しかし大手メーカーは依然としてその価格を維持している。業界筋によれば、第1四半期(4-6月)は例年需要がピークに達するが、4月の需要は予想を遙かに下回る800万トンにとどまった。加えて南部最大のセメント・メーカー、India Cementsがムンバイに大量のセメントを供給、積極的なシェア拡大を図ったことが状況を悪化させた。同社のCoramandalブランド・セメントは1袋140~150ルピーで取り引きされている。
しかし業界観測筋は指導的セメント・メーカーの間の価格アレンジが崩壊する恐れはなく、価格の軟化は一時的現象と見ている。ACC幹部は「需要は予想したより低めだが、価格に下方圧力がかかることはない」と述べ、Gujarat Ambuja Cementsの幹部も「指導的プレーヤーはアンダーカッティングを控え、その価格を維持しているため、小売価格は今のところ大きな影響を受けていない」と語った。
価格安定アレンジメントは大手セメント・メーカーに実益を及ぼしており、ACCは2000-01年度に前年の58.9クローの損失から47.5クローの利益を回復、前年度47.7クローの損失を計上したGrasim Industriesは、第3四半期に145クローの利益を達成した。またGujarat Ambuja Cementsは第3四半期に前年同期比32%増の65.7クローの利益を計上した。
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