【ニューデリー】Thaparグループ傘下のBILT Paper HoldingsはAsia Pulp and Paper Coの間接子会社、Sinar Mas Pulp & Paper India(SMPPI)を1億1450万米ドルで買収した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが5月12日報じたところによれば、同買収には6250万米ドルの自己資本と5200万米ドルの負債が含まれている。ＢＩＬＴはICICI、Standard Chartered Bank、Rabo Bankのブリッジ・ローン(12-18ヶ月)を取り入れ、買収コストの一部を賄う。
ＢＩＬＴのGautam Thapar副会長兼ＭＤによると、年産11万5000トンの設備能力を有するＳＭＰＰＩの買収により、ＢＩＬＴの製紙能力は33％拡大、パルプ、紙、ペーパー・ボードの年間販売能力は50万トン以上アップする。
最近、2003年までに年間10万トンの製造能力を追加する拡張プロジェクトに着手したばかりのＢＩＬＴは、今回の買収により、マハラシュトラ州、ハリヤナ州、オリッサ州、アンドラプラデシュ州、タミールナド州に、パルプ／ペーパー製造施設7つを擁することになる。