SEAnews 2001-06-08 ArtNo.26237

【バンガロール】Infosys Technologies Ltd(ITL)は6日、東芝のためにグローバル・インフォメーション・テクノロジー・ネットワークを構築すると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズの電子版が6月6日、ＩＴＬのステートメントを引用し報じたところによれば、ＩＴＬは東芝の世界業務の様々なビジネス・ラインのための情報インフラを構築する。システム統合、ビジネス・テクノロジー・マッピング、プロセス・オリエンテーション領域の豊富な経験と知識を有するＩＴＬは、これまで東芝が重要なビジネス・イニシアチブを実行する際、その専門知識を提供してきた。
ＩＴＬ法人ソリューション部門の主任を務めるB. G. Srinivas副社長補によると、ＩＴＬは東芝のためにビジネスの中核システムを分析、明確な進路を描き、東芝の事業の成長を支援する。東芝の将来のビジネス情報インフラを構築するだけでなく、東芝の今日のニーズにも応じると言う。
東芝インフォメーション・システムズ・センターのツルタ・キョースケ重役(MD)によると、1998年に日本でスタートした同社とインフォシスの関係は、今では米国、オーストラリア、ドイツ、フランス、マレーシア、英国、シンガポールにおける東芝のビジネスもカバーしている。同社はインフォシスとの長期的なビジネス関係の樹立を目指していると言う。
一方、インフォシスはAmerican Express、Tibco Software、WestBridge Capital Partnersと、インターネット製品やコンサルタンシー・サービスを提供する新会社Workadiaを設立した。同新会社は当面米国市場をターゲットにすると言う。