【バンガロール】カルナタカ州政府がKudremukh National Park指定地からKudremukh Iron Ore Co Ltd(KIOCL)の鉱区を含む3700ｈａの土地を除外することを正式に通達したことから、ＫＩＯＣＬの鉱業リース権が近く更新されるのではないかと予想されている。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが6月22日報じたところによれば、ＫＩＯＣＬの30年間の鉱業リース契約は1999年に期限切れとなり、同社はこれまでに2度にわたり1年間の臨時操業許可を発行されて来たが、同許可は7月24日に有効期限が切れる。
中央政府環境森林省筋は、「今回の通達は1972年野生保護法(Wildlife Protection Act)35（1）条に基づくもので、今や3700ｈａの区域をまとめてリースするか、数区画に分割してリースするかは、環境森林省の判断の如何にかかっている。同判断は森林保護法(Forest Conservation Act)に基づいて下される」と語った。
しかし環境保護論者らは、「今回の通達は決して最終的なものではない。カルナタカ州政府はインド野生動植物局(Indian Board for Wildlife)の意見を求め、最終的には州議会の承認を得る必要がある」と主張している。