SEAnews 2001-06-26 ArtNo.26393

【ニューデリー】豊田合成は、米国企業Schlegel Corporationがウッタルプラデシュ州Sahibabadに設けた自動車部品製造会社BTR Wadco Automotives(BWA)の26％の権益を買収した。
エコノミック・タイムズが6月25日伝えたところによれば、Schlegel Corporationは年商7億6000万米ドルのUnipolyグループに属しており、後者はラバー・ブランド“Dunlop”を所有している。Schlegel Corporationはオランダ拠点の子会社BTR (European) Holdings BVを通じて1992年にＢＷＡを設立した。従業員600人のＢＷＡは財政面でSchlegel Corporationの100％の支援を受ける一方、ドイツ拠点の世界的な自動車ゴム部品メーカー、BTR Antivibrationの技術支援を受けて来た。
豊田合成はSchlegel CorporationからＢＷＡの58万6421株を買収したが、ＢＷＡの払込資本はこれと同時に43.82クローから22.55クローに縮小された。豊田合成はこれ以前からインドにプレゼンスを築いており、Kirloskar Systems Ltd、TG Kirloskar Automotive Ltd、Primer Instruments & Controls Ltd、Premier Mouldings and Pressings Pvt Ltd等に出資している。