NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1995-08-05 ArtNo.2645
◆<星>石油貿易、過去10年来初めて下降
【シンガポール】過去10年間堅調な成長を遂げてきたシンガポールの石油貿易は製品輸出の急減で今年上半期には初の縮小を見た。
シンガポール・オイル・レポートが報じるところによれば、シンガポールの今年第1四半期の原油/石油製品貿易は往復日量245万バレルと、前年同期を4.6%上回ったが、第2四半期に入って急減し、上半期を通じて2.5%の下降を見た。
今年上半期のシンガポールの石油産品輸出は日量92万4444バレルと、昨年同期比6%下降した。これは域内諸国の石油精製能力の拡大、西欧のアジア市場向け石油製品輸出の増加、石油精製マージンの下降、中国の厳しい輸入規制等によるもので、今年下半期にも上半期の下降を相殺するような輸出の回復は期待できない。例えば、韓国、インドネシア、マレーシア、タイ、日本、フィリピンは94年以来その精製能力を日量90万バレル拡大したが、向こう2年間には更に日量200万バレルの能力が追加される。また精製マージンは数年前の1バレル当たり4米ドルから2米ドルに半減している。
第2四半期の石油製品輸出は主にマレーシア、中国、香港等の大口顧客が輸入量をカットしたため、8%以上下降した。これらの国は独自の精製能力を強化したり、直接生産国からの購入を拡大している。特にディーゼル油輸出は12%減の日量32万6000バレルにとどまった。
しかし石油商社らはシンガポールの石油貿易の将来を楽観しており、先進的精製施設、効率的港湾サービス、有利な地理的条件等の他、ベトナム、バングラデッシュ等の新興国がシンガポールからの輸入量を拡大しており、カンボジア、ミャンマー等もこれに続くものと見ている。(BT,LZ:8/4)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.