【ニューデリー】地元二輪車メーカー、Monto Motors Ltd(MML)は9月に100ｃｃと125ｃｃの中国製モーターサイクルを発売する。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが7月24／25日、ＭＭＬのR Chibber重役(MD)の言として報じたところによれば、先ず100ｃｃと125ｃｃのバイクを発売するが、需要動向を見た上で、より大型なエンジンを搭載したモデルの投入も検討する。“Cosmo”ブランドで発売される中国製バイクのデリーにおける価格は3万2000ルピー(US$681)と4万2000ルピー(US$894)。
“Avanti Garelli”ブランドのモーペッドの販売で知られるニュー・デリー拠点のＭＭＬは、中国製バイクを完全ノックダウン(CKD)キットとして輸入後、ラジャスタン州Alwarの工場で組み立て、販売する。排ガス基準やその他の必要な認証は8月半ばまでにAutomotive Research Association of Indiaから取得できる見通しで、中国製バイクにはインドの道路事情に合わせた調整も加えられる。Alwar工場の年間製造能力は10万台で、今会計年度内に1万2000台の販売を見込んでいる。
Chibber氏は、中国パートナーの社名を明らかにすることを避けたが、将来は合弁会社を設立、中国パートナーに40％のシェアをオファーする考えを明らかにした。