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2001-08-16 ArtNo.26809
◆アルストム、再編通じインフラ・グループとしてのイメージ醸成
【コルカタ】フランスの送配電会社Alstom Groupは、インドに設けた14事業体中6ユニットを統合、インド・ビジネスを再編する計画だ。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが8月14日報じたところによれば、アルストム・グループのKrishna Pillai社長(インド担当)は、Alstom Limitedの第45回年次総会の席上、以上の消息を明らかにした。それによるとグループは、コンサルタント会社が報告書を提出するのを待って、再編に着手する計画で、関係報告書は4ヶ月以内に完成する見通しだ。
親会社は複数のコンサルタント会社に報告書の提出を求めており、再編の目的はインフラストラクチャー・グループとしての単一の企業イメージを醸成することにある。インドで操業する主要なグループ企業としては、Alstom Power、Alstom Ltd、Alstom Power Boilers、Alstom Systems、Alstom Transportの5社を挙げることができる。最初の2社はインド証取に上場しているため、約10万の株主の承認を得ることが、再編計画を実行する必要条件になる。残りの3社は親会社の子会社。
この日の会議でAlstom Ltdの株主はPillai氏を同社株主に指名すること、Arthur Andersen & Associatesに替えDeloitte Haskins & Sellsを監査会社に指名することを承認した。
Alstom LtdのS K Poddar会長によると、同社は、親会社の電力機器会社としての技術的強味を生かせるスイッチギア、コントロール・パネル、ポンプ、ファン、メーター領域の事業を拡張する。変圧器とモーター部門を除き、他の部門は好調で、同社は上記部門のより多くの新製品を発売、市場シェアの拡大を図る。
三年前にスタートした“Stretch 30”と命名された再編計画は、人員削減、製造拠点の10から6への縮小、生産周期の短縮、採算ラインの引き下げ、計画/設備への28.9クローの投資等の面で既に成果を上げている。
昨年(2000-01)の営業額は前年の414.08クローから395.24クロー(US$8416万)に5%下降、前年の1.72クローの純益は2.75クロー(US$58万)の純損失に後退した。昨年末時点の手持ち受注は176クロー(US$3748万)と横這いだったが、ポジションは徐々に改善していると言う。
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