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2001-09-04 ArtNo.26974
◆アルミ原料価格の高水準が加工業界に打撃
【ニューデリー】インドは世界で最も低コストなアルミニウム生産国だが、国内販売価格が国際価格を上回っているため、その消費は下降線を辿っている。取り分けアルミ成形業界は過去5年間に年率8%のビジネスの縮小を見た。
エコノミック・タイムズが9月3日、アルミ成形業界の消息として伝えたところでは、インドにおけるアルミニウムの一次生産コストは1メートル・トン当たり4万5000ルピーだが、一次生産者の販売価格はメートル・トン当たり8万2000ルピーと、6万7000~7万ルピーの国際価格を上回っている。しかしアルミの輸入には合計30.8%の諸税が課されるため、国内アルミ加工業界は、原料を輸入することもできない。
こうした中で、アルミ加工業界は、このほど全国紙に、アルミ輸入関税の引き下げ要求が認められなかったことから、やむなく法廷訴訟を起こしたとの広告を掲載した。
アルミ加工業界筋によると、現在アルミ一次製造業界は44~48%の利益を享受しているが、輸入関税を撤廃すれば、一次製造業者はその価格を国際水準まで引き下げるものと見られる。しかし一次業者は依然として20%前後の利益を上げられると言う。
アルミ製造業者組合(aluminium fabricators union)のSantosh Patni書記によると、アルミの輸入関税は1997年に10%から20%に引き上げられ、その2年後にさらに25%に引き上げられた。これに4%の特別付加税を加えれば、実質課税率は30.8%になる。こうした関税障壁を盾に国内一次アルミ製造業界は過去4年間に18回にわたり値上げを行って来たと言う。
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