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	2001-10-16 ArtNo.27341 
	◆Spic、PTA/PFY事業で三菱化学と合弁協議 
	【ムンバイ】Southern Petrochemical Industries Corporation Ltd(SPIC)傘下のSpic Petrochemicals Ltd (SPC)は、年産30万トンの高純度テレフタル酸(PTA)及び年産8万トンのポリエステル長繊維(PFY:polyester filament yarn)の製造事業を巡り三菱化学と合弁交渉を進めているもようだ。 
  インディアン・エクスプレスが10月15日報じたところによれば、SPCはPCI Xylenes and Polyester Ltd (PCI)をコンサルタントに指名するとともに、Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)の支援も得て、合弁パートナーを物色している。 
  プロジェクト・コストは当初2125クローと見積もられていたが、Chennai Petroleumの撤退や訴訟問題に伴う計画の遅延から3230クロー(US$6.73億)に膨張した。SPCは元々PTA25万トン、PFY6万5000トンの年間生産規模を予定していたが、その後各30万トンと8万トンに拡大、このことも計画の遅延やコスト増につながった。 
  しかしコンサルタントのPCIは、立地条件も時機も良好なため、早急にプロジェクトを実行に移すべきだとの報告を行った。消息筋によれば、コスト超過分は新たに参加する戦略パートナーの出資と金融機関からの借入により賄われる。 
  PCIは潜在的パートナーをリストアップし、交渉を進めており、Indian Petrochemicals Corporation Ltd (IPCL)も同リストに含まれているもようだ。PCIはまた金融機関や銀行界とも既存債務の再編や新規ローンの取り入れ問題を協議していると言う。三菱化学のコメントは伝えられていない。 
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