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2001-10-22 ArtNo.27384
◆IT大手ウィプロ、IT対応サービス会社Spectramind権益買収
【ニューデリー】インドの主要情報技術(IT)企業Wipro Ltdは、コール・センター・ビジネスを手掛けるSpectramind eServices Pvt Ltd(SEPL)の17%の株式と7%の転換可能優先株(CPS:convertible preference share)を1000万米ドルで買収、IT対応サービス(IT-enabled service)領域におけるプレゼンスを強化した。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが10月19日報じたところによれば、既存株主のベンチャー・キャピタル会社Chrysalis Capitalも400万米ドルを追加投資、SEPLは合計1400万米ドルの新資金を手に入れた。ウィプロが優先株を普通株に転換すれば、SEPLの合計20%のシェアを手にすることになる。この他、クリサリスがSEPLの40%強、Housing Development Finance Corporation(HDFC)が約6%、SEPLのRaman Roy最高経営者(CEO)と他の管理職が残りのシェアを握ることになる。
Roy氏によると、調達した1400万米ドルの大部分はマハラシュトラ州ムンバイに設けるコール・センター施設に投じられる。900人以上が勤務する同センターは、今年12月末以前に稼働、米国と英国をベースにするウィプロ既存顧客に奉仕する。ウィプロはこれによりハイエンドな技術支援を必要とする顧客にのみコール・サービスを提供することになるため、この方面の負担を軽減できる。
Wipro Technologiesは1500万米ドルのIT対応サービス予算中1000万米ドルをSEPLに投資することを決めた。ウィプロ・テクノロジーズのVivek Paul副会長によれば、ウィプロは直接IT対応サービスを手掛けず、引き続き戦略パートナーとの提携方式を採用する。
ウィプロのAzim H Premji会長によると、IT対応サービスは、同社の中核ビジネスを補完するとともに、大きな成長の潜在性を備えている。IT対応サービスは新たなビジネス機会を提供するが、ウィプロはSEPLへの投資を通じ、1人当たりの営業マージンを引き下げることなく、こうした潜在性を開拓できる。同社は過去6ヶ月にわたりこの方面のビジネス機会を研究して来たが、最終的にSEPLに白羽の矢を立てたと言う。
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