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2001-11-02 ArtNo.27488
◆データ・サービス会社CSC、3デベロプメント・センター開設
【ニューデリー】カリフォルニア拠点の世界第2位のコンピューター&データ・サービス会社、年商110億米ドルのComputer Science Corporation(CSC)は、目下ウッタルプラデシュ州Noidaに2つのデベロプメント・センターを建設中だが、アンドラプラデシュ州ハイデラバードにも同様のセンターを設ける計画だ。
エコノミック・タイムズが11月1日報じたところによれば、これらのセンターには最終的に各300~400人が雇用され、2年内に1000人達する。
ライバルのIBM Global Servicesやエレクトロニク・データ・システムズ(EDS)が早くからインドにおける業務を積極的に展開して来たのとは対照的に、これまでインド市場進出に消極的姿勢を維持して来たCSCは最近6億米ドルで買収したMynd傘下のPMS Indiaを通じてインド・ビジネスを開始した。マドヤプラデシュ州拠点のPMS IndiaはCSCの100%子会社になり、社名もCSC Indiaに改めた。目下インドールのCSC Indiaには350人が勤務している。
CSC IndiaのArun Maheshwary重役(MD)によると、インドには様々なビジネス機会が存在し、成長のための条件が整っている。CSCインディアは、保険業、その他の金融サービス、ヘルスケア領域の人材を主にリクルートし、エレクトロニク・リソース・プラニング(ERP)/顧客関係管理(CRM)/Eコマース/オラクル・データベース/ロータス・ノート・ビジネスを開始したところで、インドにおける次の主要なアジェンダは、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)市場の開拓。BPOビジネスの規模やスタートのタイミングは未定だが、ノイダが今後同社インド・ビジネスの拠点になり、データ・センター、コール・センター、ベイシック・アカウンティング領域の開拓が図られる。
CSCインディアはまた南インドをベースにした企業の買収を計画しており、100~200人を雇用する中規模企業を物色している。同社の南インドにおけるビジネスは恐らくハイデラバードがスタート地点になる。ハイデラバードは同社の戦略にフィットしている。世界的にCSCのビジネスの3分の1は企業買収を通じて拡張されていると言う。
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