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2001-11-05 ArtNo.27513
◆今年9月の輸出、8.61%ダウン
【ニューデリー】米国におけるテロ事件や世界的なデマンド・リセッションの影響からインドの今年9月の輸出は、昨年同月の38億4000万米ドルから35億1000万米ドルに8.61%ダウン、4ヶ月連続の下降を見た。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが11月2日商工省の発表を引用し報じたところによれば、9月の輸入も昨年同月の42億4000万米ドルから41億8000万米ドルに1.46%下降した。
RPG FoundationのD H Pai Panandikar重役(DG)によれば、9月11日のテロ事件に伴う米国市場の需要動向は依然流動的で、輸出の下降局面が向こう数カ月間に一層顕著になる可能性も有る。米国はインドにとって第2の輸出市場で、対米輸出は輸出全体の4分の1を占めている。Bank of AmericaのM R Madhavan調査主任は、「主要なターゲット市場への輸出が軒並み下降しており、輸出の下降は驚きではない」と指摘した。
今年上半期(2001/4-9)の商品輸出は、昨年同期の2138クローから2096クローに1.95%下降した。
しかし今年上半期の輸入は昨年同期の255億7000万米ドルから259億3000万米ドルに1.81%アップした。
この結果貿易赤字は、昨年同期の40億8000万米ドルから49億6000万米ドルに拡大した。
上半期の石油輸入は昨年同期の83億米ドルから76億2000万米ドルに8.1%下降したが、非石油製品輸入は171億6000万米ドルから183億米ドルに6.60%アップした。
National Council for Applied Economic Researchのアナリスト、Subir Gokarn氏によると、石油輸入の減少は目下、目にされる経済のスローダウンを反映している。また非石油製品輸入の増加は予想外のことだが、景気回復の兆しと判定するのは時期尚早である。例えば年初4ヶ月には金・銀の輸入が急増しており、輸入増には量的輸入制限を撤廃した影響も反映されているものと見られる。
ちなみに、インド政府は今年通年(2001-02)の輸出成長目標を依然として12%に固定しており、下方修正していない。政府筋によると景気後退で米国企業等は、インドのより低廉なソースからの資材調達を拡大する見通しで、向こう数ヶ月間に成長基調が回復する可能性は少なくないと言う。
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