NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2001-11-13 ArtNo.27570
◆金融機関、Essar Oil製油所事業にUS$2.4億貸付実行
【ムンバイ】Unit Trust of India (UTI)がEssarグループに対する投資の大部分が2001年6月30日現在、不良資産(NPA:non-performing assets)になっていると報告したにも関わらず、金融機関5行は、Essar OilのJamnagar製油所事業に対する1154クロー(US$2.4億)の貸付を実行する見通しだ。
インディアン・エクスプレスが11月12日、消息筋の言として伝えたところによれば、金融機関5行は数日中に会合し、貸付に踏み切るものと見られる。Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)は同プロジェクトに540クローの融資を約束しており、Industrial Development Bank of India (IDBI)は既に354クローの貸与を実行している。Industrial Finance Corporation of India (IFCI)とGeneral Insurance Corporation(GIC)は50クローと62クローの融資を承認、Life Insurance Corporation(LIC)も193クローの貸付を認めている。これらの金融機関はプロモーターが新たに200クローの資金をプロジェクトに注入したことから、融資約束の実行に踏み切る見通しだ。
Essar OilはまたABB Lummusからプロジェクトを完成させることに対するフルギャランティーを獲得しており、後者は必要なら同ギャランティーの一部として最大905クロー(US$1.88億)の資金を注入することを認めたとされる。
Essar OilのVimal Kejriwal財務担当重役(CFO)によると、製油所プロジェクトの金融アレンジは完成しているが、金融機関は貸付実行に先立って、最終方針決定のための会議を開く見通しだ。
プロジェクトの自己資本は2148クロー(US$4.48億)、これに対して金融機関は5852クロー(US$12.19億)の融資を約束している。またABB Lummusは、ブリッジ・エクイティー/延べ払い融資方式により約400クロー(US$8335万)を注入する。また1995年に600クロー(US$1.25億)が公募調達されている。Essar Oilは既に金融機関から1154クローの融資に関する認可通知を受け取っている。新アレンジの下、負債/自己資本比率は2.7:1になる。
Essar Oilは2001年6月までに関係プロジェクトに既に6300クロー(US$13.13億)を投資、プロジェクトの64%が完成している。これには付属のターミナル施設が含まれる。残りのプロジェクトも契約発注後18~24ヶ月で完成する。Essar Oil筋は、これ以前にプロジェクトの土木工事が1ヶ月以内に開始されるとの見通しを示している。
Essar Shipping Ltd (ESL)の完全出資子会社Vadinar Oil Terminal Ltd (VOTL)は、ターミナル・プロジェクトの自己資本500クロー(US$1.04億)のアレンジを完了、500クロー中、450クローはESLにより既に投資されている。残りの資金もプロジェクトの進捗に伴い注入される。VOTLは原油荷役施設や貯蔵施設等、製油所プロジェクトが必要とする全てのインフラ施設を提供する。同ターミナルは3400万トンの原油と1400万トンの石油製品を処理することができ、製油所稼働の6ヶ月前に操業を開始する予定だ。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.