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2001-11-23 ArtNo.27634
◆今年第3四半期の工業生産成長率2.7-4%:IEG
【ニューデリー】今年第3四半期(2001/10-12)の工業成長率は9月の1.6%から2.7%乃至4%に加速する見通しだ。
ビジネス・スタンダードが11月21日報じたところによると、経済成長研究所(IEG:Institute of Economic Growth)は最新の月間レポートの中で以上の見通しを示した。
それによると、10月に過去1年来最低の2.7%を記録したインフレ率(卸売物価指数WPIベース)は2001年11月から2002年1月の間に4%乃至5%に上昇するものと見られる。しかし消費者物価指数(CPI)は現在の4.7%からさらに下降する見通しだ。
最近の信用政策の転換から通貨供給は、最優遇貸出金利の下降に歩調を合わせ、穏やかな増加を遂げるものと予想される。ちなみに中央銀行は最近、公定歩合と現金準備率を引き下げ、信用政策の転換を図った。
対外貿易に関しては、輸出のマイナス成長基調が次期四半期まで持続、輸入は僅かながら成長基調を回復しそうだ。
加えて外国機関投資家の資金流入が減少したことから、外貨準備が多少下降する可能性が有り、ルピーの対米ドル・レートにも一層の下降圧力がかかりそうだ。ルピー相場は向こう3ヶ月1米ドル48.1~48.4ルピーのレベルを推移するものと見られる。
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