SEAnews 2001-12-14 ArtNo.27814

【チェンナイ】フランス系消費者用電子製品グループ、Thomson Multimedia India Pvt Ltd(TMIL)は、2002年12月までに新たに15の“Techno Shoppes”店を全国に設け、同社の全製品をインド消費者にオファー、インド・ビジネスの本格的な拡張に乗り出す。
インディアン・エクスプレスが12月12日報じたところによれば、ＴＭＩＬのVivek Badrinath重役(MD)はタミールナド州Chennaiにおけるテクノ・ショッパーズ新店舗の開所式の席上以上の計画を語った。それによると、同社はこれまでに西ベンガル州Calcutta、パンジャブ州Chandigarh、グジャラート州Ahmedabad 、タミールナド州Chennaiに完全出資の専門店テクノ・ショッパーズを設置、今後、マハラシュトラ州Mumbai、New Delhi、マドヤプラデシュ州Indore、同Bhopal、ウッタルプラデシュ州Lucknow、カルナタカ州Bangalore、アンドラプラデシュ州Hyderabadに、それぞれ新店を増設する。新店舗開設のコストは、1店当たり200万ルピー(US$4万)で、ムンバイとニューデリーの店舗は来年1月までに営業を開始する。これらの店舗にはオーディオ機器やテレビジョンからトップ・エンド製品まで揃えられる。ＴＭＩＬはこの他、インド市場にマッチしたテレビジョン・キャビネットのニュー・デザインを準備している
これまでにインドに100クロー(US$208万)を投じた同社はテクノ・ショッパーズ・プロジェクトに8クロー(US$166万)を投資する計画だ。ＴＭＩＬはまたＴＶ製品を強化し、斬新なビデオ製品をインド市場に紹介するとともに、ＤＶＤ、ＤＴＨ、ＤＴＴ等の新デジタル・ビジネスを手掛け、オーストラリアやシンガポール方面への輸出にも力を入れる。ＴＭＩＬの昨年の営業額は320クロー(US$6660万)をマーク、内約5％が輸出売上で占められたと言う。